産前産後のママとお子様の成長をサポートしています、わがつま のぞみです😊
産後ママのお悩みでつらい症状といえば…便秘の他にも、乳腺炎という授乳期特有のご相談があります💦
◆乳腺炎とは?
乳管の詰まりや乳腺が腫れてしこりとなる炎症のことを言います。症状は母乳の状態でわかるので、おかしいな…と思ったらチェックしてみましょう。
☆本来ですと乳白色でサラサラしているはずの母乳が、ドロッとしていたり、黄みを帯びたクリーム色の状態で出てきたりします。その場合、風邪でもないのに38度以上の発熱や関節痛、頭痛を引き起こすこともありますので、併せてママの体調を確認してみて下さいね。
◆原因はなに?
母乳の原料は血液ということを、まずは知っておきましょう。
血液の状態がそのまま母乳の状態となるので…
・糖分の多いもの
・脂(油)っこいもの
・水分不足など
こんな偏った食生活になってはいませんか?嗜好品が悪いわけではありませんが、野菜や繊維質も必要です。しっかりと老廃物を出せる循環を整えていきましょう。
◆予防と対策♪
次のような心当たりはありませんか?
・授乳時の姿勢が前かがみ
・乳首に傷ができている
・ママが疲れている
・母乳がたくさん出すぎる
肩や首の他に肩甲骨周りが張っていると、母乳の出に大きな影響が出てきます💦授乳時の姿勢は、まずママが楽に座りましょう。例えば、胡座(あぐら)で座り、クッションなどを背もたれにします。まぁるく抱っこした赤ちゃんを自分の方へ向ければ、背中や首肩こりの予防になりますね。
対策としては…
以下を参考にしてみてください。
☆初期症状
シコリや張りぐらいなら、マッサージなどでほぐしていきましょう。乳房だけをほぐすのではなく、まずは肩甲骨周りから♪
・肩の上げ下げ
・腕をゆっくり大きく回す
・肩甲骨を引き寄せたり、引き離したり
・首をゆっくり回す
・呼吸に合わせて首を前後に倒す
・そのあと、脇から乳房に向かってゆっくり撫でていく
そうする事で血液の循環が良くなり、同時に母乳の分泌も改善されていくのです😊入浴時にはさらに効果的✨
☆熱がある場合は、気をつけて!
まずは、入浴はNG💦そして、マッサージもNG💦
血行を促進すると母乳の分泌もスピードをあげるので、かえって逆効果となってしまいます。熱をもってしまった時は、腋窩(わきの下)を冷やしましょうね。ドロッとした母乳では、味も悪く赤ちゃんも飲んでくれないので お医者様に相談するのをオススメします。
まとめ
年末年始の忘年会&新年会、クリスマスなどなど、冬は寒いだけでなく、普段よりもいちだんと多く油物やスイーツなど甘い物を摂取する機会が増えますので、くれぐれもご注意を!
大きな関節部分(肩や首、肘や膝、股関節・足首・指先など)を動かす心掛けをするだけでも身体が楽になりますので、できることから続けてみてはいかがでしょうか?