産前産後のママとお子様の成長をサポートしています、わがつま のぞみです😊
さて皆さん。いきなりですが質問です(笑)
表題のSとC…何のことだか分かりますか?
…それは。
背骨の形状を意味しています。
背骨というと、病院や整体院、保健室、理科室などで骨模型を見かけたことがあると思いますが…実は、大人と子ども(赤ちゃん)は同じ型をしているわけではないのです!首の骨から胸部・腰部・仙骨がひとつに繋がっているのですが、最大の違いは…腰の部分にあります。
◆いつまで違うの?
ママのお腹の中にいる時…つまり、胎児の時は首からおしり(仙骨)までがアルファベットのCの型をしています。そして、0歳の後半…立っちができるようになる頃から少しずつ変化をしていき、3〜4歳頃で腰椎が真っ直ぐに、6歳頃でやっとS字へと変化していきます。
◆赤ちゃんの心地良い姿勢とは…?
Cの形をしている乳幼児。背中がピーンと伸びるような姿勢や縦抱き(※)など負担のかかる姿勢は、赤ちゃんの成長にとても大きな影響を与えてしまいます。なので、まぁるい子宮に包まれていた頃の“胎児”の姿勢をイメージして成長に合わせたサポートをしてあげると良いですね☺️
(抱っこもスリングなどを使うと姿勢をキープできるので安心ですね)
☆背中が張ると…
・脳が疲れる
・身体が冷える
・消化不良
・柔軟性に欠ける
・イライラする
・眠りが浅い、など。
心地よい姿勢にすることで、これらの症状が緩和していきます。リラックスできると、気持ちも穏やかになることから睡眠の質を上げ記憶や感情も養えるなんてとても素敵な事ですよね!
私たち大人が、ずっと腰を丸めているのは結構しんどいのですが…赤ちゃんにとっては それが安心する態勢なんですね👶
◆縦抱きをする時のポイント
(※)縦に抱くことが悪いというのではなく、赤ちゃんの成長に合わせたポイントをおさえておくことが必要となります。
☆首が据わるまでは、横抱き必須です。
《縦抱きでもCの形はつくれる》
抱っこする人の腕に腰掛けるイメージ。
赤ちゃんの膝が股関節よりも高くなるように曲げてあげると、背中が自然とまぁるくなっていきます。縦抱きグッズを使用した場合にも、赤ちゃんの膝や股関節がダラ〜ンとぶら下がり状態にならないように気をつけましょう。
また、グッズから下ろしたあとは ベビーマッサージなどで全身をさわってリラックスさせると、『下ろしたら泣く』状況も緩和していきます。
【まとめ】
私たち大人を小さくしたのが、赤ちゃんや子どもではありません。成長や発達の段階を知ることで、うまくサポートすれば赤ちゃんも居心地がよくなり無駄泣きや愚図りの軽減に繋げることができます。
子育てが楽になりますよ♪