ランニングを始めたばかりのお客様に、よくこんなご質問を頂きます。
「ランニングってやっぱ外走らないと意味ないんでしょうか」
「ランニングマシンで走ると、体が甘えちゃって速くならないんでしょ?」
では、、そもそもなんで走ってるんですか?
ダイエットや健康のため?
レースで良い記録を出したいから?
体に良いと言われているから?
お医者さんに走れって言われて。みたいな方もいるかも知れませんね。
どんな運動も、良い、悪いはありません。(ランニングは、同じ動作の反復回数が非常ーーーーに多いので、故障しやすいスポーツではあります。そのあたりは別の記事で。)
大事なのは、目的に沿っているかどうか。
屋外ランニング、トレッドミル、まずはそれぞれの特徴を知り、自分に合ったやり方をチョイスしてください。
今回は、屋外ランニングの特徴について。
屋外ランニングの特徴
環境の変化が大きい
季節によって、気温、湿度、風、紫外線量などが変化します。前回の記事〈五感を活性するアウトドアのすすめ〉でも書きましたが、体の機能を保つには、この様々な環境刺激に体をさらすことが、とっても大事です。
視覚情報も、室内とは違っていろんな変化がありますね。
例えばビルやアスファルトなど人工的に造られたものを見た時と、木々や青空など自然を見た時、景色の違いが、温感や快・不快の感覚に変化をもたらすことも明らかになってきています。
体を敏感に保つことは、健康維持に不可欠ですね!
動きの種類が多い
人の動きは、大きく3つの方向(前後、左右、回旋)にわけられます。
走る、は主に前後の動きがメインで、大変シンプルな動作です。
これは、実は日常生活とほぼ同じ。通勤時の歩行も前後の動き、デスクに座るのも前後の動き。
逆に言うと、
左右にまげる「側屈」ひねる動き「回旋」
このふたつ、日常で圧倒的にやってない方が多いです。
屋外では路面の変化が室内に比べてとっても大きいです。段差、木の根っこ、ななめの傾斜、路面の変化(草、アスファルト、土、砂利)などがあり、この変化に対応することで、体は自然にいろんな方向へ動きます。
さらに、ロード(まち中)ではなく、公園や山なら?登り下り、横方向、斜め方向の体の動きが必要になってくるので、バランスの良いトレーニングになりますね!
「走る」以外のトレーニングがしづらい
ここは屋外の難しいところ。
故障を予防したり、速く走るためには、効率の良い動きが必要です。効率の良い動きを身につけるには、走るだけでは不十分。「ランニングを始めたら膝が痛くなった」っていう話、良く聞きませんか?
初心者の故障は、筋力不足や体のコントロールが悪くなっていることがほとんど。地面を効率よくプッシュしたり、長時間走っても痛みがでないフォームづくりをしたりするには筋トレが必須です!
この点については、様々なトレーニングに対応できるスポーツジムの方が圧倒的にやりやすいと言えます。故障のある方、スピードアップをしたい方は、ぜひ我々専門家にお問い合わせください^_^
その他ランニング以外のこと
街中であれば、人通りや信号などによって、一定ペースで走れないことも。ルートや練習場所によって、期待できるトレーニング効果も変わります。
まとめ
健康維持にはやはり屋外がオススメ!
ただし、方法には工夫が必要です。
今後は
トレッドミルの特徴は?
運動効果はどっちが高い?
などについて 書いていきます♪