摂取するといいことづくしの食物繊維
今回は食物繊維のカロリーや必須摂取量について記載していきます
食物繊維の熱量
食物繊維をとるメリットは分かったけど、
一日どのくらいとったらいいの? カロリーは?
と気になりますよね。
糖質は4kcal/gがエネルギー換算の係数とされています。
アルコールは7kcal/g、
食物繊維については、以下の様な換算係数が設定されています。
1、大腸に到達して、完全に発酵される食物繊維は2kcal/g とする。
2、発酵分解を受けない食物繊維は、原則として0kcal/g とする。
3、人を用いた出納実験により発酵分解率が明らかな食物繊維については、以下による。
・発酵分解率が25 %未満:0kcal/g
・発酵分解率が25 %以上、75 %未満:1kcal/g
・発酵分解率が75 %以上:2kcal/g
はい、難しいですね。笑
上記に当てはまらない食物繊維もありますが、
それらは2kcal/gとすることが定められています。
そのため、食物繊維は最大で2kcal/gと覚えればいいでしょう。
食物繊維の定義や、分析方法等は現時点でも確立されていないそうです。
ちなみに、エネルギー換算係数の考え方では
「発酵」が重要なキーワードになります。
食物繊維は「消化」されませんので
「発酵」でエネルギーを発生させます。
通常の糖質などの栄養素とはエネルギーを生み出す経路が異なるため
血糖値の上昇や体重増加への影響は非常に低い
とされています。
(引用文献:平成27年12月24日付「食品表示基準について」第三次改正版)
一日の必要摂取量としては様々な説があり、
年齢によっても異なるとされています。
日本人の食事摂取基準(2010年版)では、
18歳以上の1日あたりの目標摂取量
女性では17g以上、
男性では19g以上、
とされています。
ゆこは1日18gを意識して摂取しており、
健やかに毎日過ごしているつもりです。
そう、毎日が快便です。
最後に
水溶性:不溶性=1:2が理想的
以前も述べましたが
食物繊維のバランスまで気をつけられたら
あなたはオリンピック選手に食事を提供できるでしょう。笑
いえ、選手だけではなく、
大切な旦那さん、お子さんの調子の良い毎日をつくることができます。
調子がいいと、
毎日幸せだったり、
人に優しくできたり、
より頑張れたり、笑えたり。
これって本当に素敵なことだと思います
ぜひ意識されてみてください️
現在、
日本人の食生活が欧米化したことで、
食物繊維の摂取量は減少傾向にあります。
10~40代の男女の1日平均摂取量は
14gにも満たないという結果が出ています。
※平成20年 国民健康・栄養調査結果
食事には野菜やきのこ、海藻、豆類を多く取り入れ、
お米は玄米にしたり白米なら麦など雑穀を混ぜて炊いたりと
計算は難しいですから、意識的に食事にとりいれてみてください。
みなさんが
気持ちよく起きて、
気持ちよく食べて、
気持ちよく生活する毎日を
心から願っています
ゆこ