きょうは人間の10%を構成している
脂質について。
いろんな種類があるんです。
・偏らないこと
・摂りすぎないこと
・不足しないこと
がとっても大事ですよ
普段から心がけて見てくださいね
脂質の役割
ウィキペディアによると
「生物から単離される
水に溶けない物質を総称したもの。
特定の化学的、構造的性質ではなく、
溶解度によって定義される。
ただし、この定義では
現在では数多くの例外が存在し、
十分な条件とは言えない。」
そんな切り口があったか!笑
水に溶けない。
そうか、
人体に必要
とかではない書き方なんですね。
医学的に言えば、
脂質は細胞膜を構成するホルモンの材料です。
身体を動かすエネルギーのもとでもあります。
※1gあたりのエネルギー生産量は
炭水化物やたんぱく質は1g4kcalですが、
脂質は1g9kcal
その他にも、
脂溶性ビタミンの吸収促進、
体温一定化、皮膚の保護、
血圧や筋肉のコントロールなど、
重要なはたらきもあります。
食品の脂質の種類
まずは飽和脂肪酸と
不飽和脂肪酸の2つに分けられます。
不飽和脂肪酸の中でさらに分けられますので
順を追ってみていきましょう。
飽和脂肪酸
動物性食品に多く含まれる、
常温で固体の脂質。
摂り過ぎると、
血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪というものを増やし、
(要は血液が固まりやすくなるということ)
血液に粘度を出して心疾患のリスクを高めます。
食品例・・・
肉類、バター、ラード、生クリーム、
ホイップクリーム、乳製品、チョコレート、お菓子類
などがあります。
不飽和脂肪酸
植物油や魚油などに多く含まれ、
主に常温で液体の脂質。
不飽和脂肪酸の中に、
・一価不飽和脂肪酸
→別名オメガ9
・多価不飽和脂肪酸
→オメガ3・オメガ6
・トランス脂肪酸
があります。
ひとつひとつみていきますね。
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・一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸
先ほどの飽和脂肪酸とは逆で、
血液中の余分な中性脂肪やコレステロールを減らし、
血液をサラサラにして血栓を防ぎます。
特に青魚の油には
多価不飽和脂肪酸が多く、
心疾患のリスクを下げるとされていますよね。
一価不飽和脂肪酸は別名オメガ9。
多価不飽和脂肪酸は
オメガ6系多価不飽和脂肪酸
オメガ3系多価不飽和脂肪酸
とわかれるんですね。
つまり、
多価不飽和脂肪酸=
オメガ6+オメガ3です。
一価飽和脂肪酸と多価飽和脂肪酸の違いは
オメガ9…体内で作れる
オメガ6・オメガ3…体内で作れない
という点にもなります。
オメガ6とオメガ3は
食事からしか摂れないことから
必須脂肪酸と呼んだりもします。
本当にわかりやすい情報がないし、
呼び方も多いため、
私は脂質の理解をするのに
1番苦労したことを覚えています
これを作った方は
すごく素敵な方な気がします。笑
ややこしいのが、
脂質を含む食材は、
飽和脂肪酸も、
一価不飽和脂肪酸も、
オメガ3もオメガ6も
それぞれ含んでいるということ。
割合が違うのです。
以下、重複しますがお許しください。
一価不飽和脂肪酸食品例・・・
ひまわり油、オリーブオイル、なたね油、
牛、ラード、ごま油
オメガ6系食品例・・・
サフラワー油、ひまわり油、とうもろこし油、
大豆油、ラー油、ごま油
オメガ3系食品例・・・
えごま、くじら、くるみ、あんこう、
さば、うなぎ、いわし、さんま
などです。
ゆこは長崎で
青魚やくじらばっかり食べw
健康に育ったなあと感じています。
次はトランス脂肪酸や
どんな脂質を取っていくかについて
書いていきますね
ゆこ