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#3rules

#3rules~Body Builder 岡田隆~

written by 島 陽平 2018年8月1日
#3rules~Body Builder 岡田隆~
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日本体育大学准教授で、『ホンマでっか⁉TV』に骨格筋評論家バズーカ岡田として出演中の岡田隆さん。ボディビルダーとしても活躍されていて、2016年には日本社会人選手権優勝を果たした。リオデジャネイロ五輪では、柔道日本男子チームに体力強化部門長として帯同。トレーニングは「心と体を鍛えるもの」をポリシーに、トップアスリートから大学生まで様々なフィールドで指導を行っている。

そんな岡田さんの強さの秘訣はいったいどこにあるのか。その秘訣に、#Exercise #Nutrition #Restの3つの側面から迫る。

 

#Exercise

自分の身体の感覚が大事。

―日頃のトレーニングについて教えてください。

僕はボディビルに特化しているので、ボディビルのトレーニングを行います。頻度は、本当は毎日やれたらいいのですが、多くて週6回、少なくて週5回ですね。時間帯は早朝で、4時に起きることもあります。最低4時間は睡眠をとるように心がけています。この寝るということがポイントで、いかに睡眠時間を増やして質を高めるかということを大切にしています。

最近は狙ったところに筋肉をつけて、いらないところの筋肉を削るということをやっています。彫刻家みたいですね。

 

―運動中に気にかけていることはありますか?

自分の身体の感覚を常に意識していますね。今どこに力が入っているのかを感じて、狙ったところに負荷をかけるように模索しています。やっていると新しい気づきが出てきて面白いです。

あとは、トレーニングを朝に行うということでしょうか。朝にやると代謝があがって、その後の食事もしっかりとることができます。ちゃんと食べられるので減量のストレスも緩和されます。その結果、トレーニングと仕事の両方のパフォーマンスが上がっていいことづくめです。

 

バランスのとれた身体を目指して。大会があるから頑張れる。

―トレーニングのモチベーションが上がらない日はあるのでしょうか。

もちろんありますよ。仕事が忙しくて、朝起きた時に倦怠感がある日は行きたくないなと思います。でも行くって決めたら行くようにしていますね。やっぱり大会があるということが大きいかな。大会があるから頑張ろうと思います。

 

―今はどのような身体にしたいですか?

バランスをとにかく極めたいですね。僕は身体があまり大きくならないので、身体を大きくするトレーニングには限界があって、それを目標にするのは戦略として間違っていると思う。大会で勝つために、もう減点しようがないような、バランスの良い筋肉の付き方をした身体を目指しています。

 

実践しないとわからないことがある。人とは違うトレーニングを。

―ボディビルの世界に入ったきっかけを教えてください。

以前勤務していた大学で、ボディビルの学生チャンピオンになりたいと言って受験してくれた生徒がいました。その生徒は本気でその夢をかなえたいと望んでいて、ああこれは勝たせないといけないぞ、と思ったんです。はじめは詳しい方にお話を伺いに行って研究をしていたのですが、やっぱり実際にやってみないとわからないぞ、と思うようになって。それでボディビルを始めました。

僕は始めた当初から筋肉量自体はそこそこあったのですが、筋肉の形やつき方のバランスが悪かった。そもそも形やバランスを考えるという視点をあまり持っていませんでした。トレーニングをしていく中で、筋肉量はおそらく上限に近い可能性もありほぼ変わらないので、体重はほとんど変わらないのですが、筋肉の形や付き方のバランスだけが変わっていくのが面白かったですね。

僕は人とは違うトレーニングをしています。ただ普通にトレーニングをしていれば、綺麗に筋肉がついていく天才型も世の中にはいますが、僕は違った。かなり狙いすまさないと綺麗に体を作れない。どうやれば狙ったところに筋肉をつけられるか、ということを日々研究しています。

 

―トレーニングのモチベーションにはどのようなことがあるのでしょうか。

まずは自分の身体を最高峰で戦わせたい、すごい人と並んでみたいという興味はあります。修行の成果を過信することなく、絶対的な指標の中で測りたい、という事です。

もう一つは、自分の立ち位置として、実践している姿が求められている、その中から情報を得て広めていく、という思いがありますね。もう数年間は、学生に対して背中を見せ続ける必要があるのかなと思っています。

 

―トレーニングで読者におすすめしたいことはありますか。

トレーニングの質に気をつけてほしいですね。自分でやってもいいのですが、いいトレーナーを見つけてやると結果も早く出るし、身体も痛めずに済むのでいいことづくめです。

 

#Nutrition

タンパク質をしっかりとる。大会に向けて、食事の質を変えていく。

―日頃の食事で気をつけていることは何ですか

年間を通して意識しているのはタンパク質の摂取ですね。1日、体重1キロ当たり最低2グラムのタンパク質をとるようにしています。あとは、高脂質な食事にならないようにということを、気をつけています。これはもう習慣になっていて、揚げ物など脂質の高いものを食べたいと思わなくなりました。避けられるものを避けない理由はないですね。

 

―1日の食事はどのようなものを召し上がっていますか

高たんぱくなものを3時間に1回程度とるようにしています。タンパク源としては主に魚・卵・鶏を食べていますね。コンテストが近づくと、食事のカロリーはなるべく変えずに質をだんだん変化させるようにしています。鶏のもも肉を食べていたのをむね肉に変えたり、サバからホッケに変えたり、より低脂質な食事に変えていく、という感じです。

 

―身体を鍛える人は赤身のステーキを食べているイメージがありますが鶏肉を選ぶ理由はあるのでしょうか。

うーん、赤身のステーキって持ち運びには向かないし、何より持ち運んだ時においしくないですよね。その点で鶏肉は優れています。鶏肉の調理法としては、低温調理をするとタンパク質が凝固しにくくまた肉汁も失われずにジューシーな食感になるのですが、時間がかかってとても面倒くさい。

僕は昔5分でできるゆで方(プロフィール欄の著書を参照)を知って以降、ずっと鶏肉を食べ続けています。鶏肉は身体作りには欠かせませんから、いい調理法を見つけて食べ続けることが大切だと思いますね。

 

目的を持った食事を。おすすめの食品は魚。

―おすすめの食品はありますか。

魚がおすすめですね。味や脂質の摂取という点もありますが、1番は身が柔らかいので食べやすいという点で優れています。食べることが負担になりません。僕は1日に1回は魚を食べるようにしています。体をつくるために沢山食べる人は噛むことが面倒くさくなって、サプリメントに頼りがちですが、魚は食べやすいのでおすすめしますよ。

あとはスーパー大麦(バーリーマックス)です。
これは穀物であり、その栄養素の主体である炭水化物は、「太るというイメージ」から敬遠される傾向が強くあります。
確かに食べ過ぎは太るのですが、それは炭水化物に限った事ではありません。 炭水化物は「食物繊維+糖質」です。糖質は運動時の速やかなエネルギー供給の主役ですから、トレーニングや生活行動の質を高めてくれるありがたい栄養素です。

決して悪者ではありません。そして食物繊維が多い炭水化物であれば、糖質過多になることもなく、太る心配もありません。 そして食物繊維を食べるためには、よく噛む必要がある事や食事の体積が増えることから満腹感を作ります。また栄養素の吸収スピードを緩めるため、長時間に渡って空腹感を抑制してくれます。

そして排便量、排泄回数の増加。すなわち便秘解消の重要な要素です。どれだけダイエットを頑張っても、便秘が起こると停滞してしまいます。多くのダイエッターや女性がつまずいている意外と大きな落とし穴です。野菜からの食物繊維摂取では1日の十分量に達さない事や、あるいは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維のアンバランスになる事もあるので、スーパー大麦(バーリーマックス)といった質の良い穀物から食物繊維を取ることが重要なのです。

私はスーパー大麦(バーリーマックス)を愛用して以来、究極の減量競技であるボディビルの大会前ですら、空腹感や便秘に悩まされることが無くなりました。これは本当にオススメです。ご飯に混ぜて炊く、鶏肉にかけて食べるなど、お手軽ですよ。

 

―何かおすすめのサプリメントはありますか。

プロテインやペプチド、特にペプチドがおすすめです。体をつくるためには、たくさん食べると同時に、食べたものを消化して吸収する力が必要になります。ペプチドは、消化しなくても吸収することができるので、消化酵素の浪費を防ぐことができます。

 

―食事や栄養はどのような考えのもとで摂取されていますか。

目的にそって食べるものを選んでいます。意図を感じない食事をしている人を見ると少し残念に思いますね。

 

サービスを提供する側も、受ける側も、正しい知識を持つことが大切。

―最近、健康ブームが続いていますが、気になることはありますか。

この世界に入ってくる人が増えることは喜ばしいのですが、知識がなくて騙される人も多いことが気がかりです。騙すつもりがなくても騙してしまっている人もいます。サービスを提供する側はもっと誠実に、受け手も知識を身に着けるようにしてほしいですね。

いい流れがある一方で、知識がまだまだ追いついていない。そこのギャップをなんとかしたいと思います。テレビに出演した際は、当たり前のことを言っても大きな反響があるので驚きました。

 

#Rest

睡眠の質を大切に。

―休養に関して気を付けていることはありますか。

休養といっても様々な意味の休養がありますよね。心を休める、筋肉や関節を休める、神経を休める…。

心を休めるという意味では、週に1日は仕事に関係のないことをして過ごすようにしています。筋肉に関しては、適切な栄養をとること、関節に関しては、同じパートを使いすぎないということを意識しています。
神経を休めるということについては、睡眠を最も大切にしています。忙しくて睡眠時間が減ると、パフォーマンスが明らかに低下してしまうので。同じ4時間寝るといっても、睡眠の質によって翌日のパフォーマンスが全く変わってきます。

 

―より良い睡眠をとるために意識していることがあれば教えてください。

寝具にはこだわっています。筋肉がついていると普通の寝具が合わないんですよね。枕は低いものを使うなど、工夫をしています。

他にも、照明には気を付けています。明るさを抑え気味にして、だんだんと目から入る刺激量を落としていきます。あと、昔は寝る直前に鶏肉を食べていましたが、最近ではタンパク質摂取よりも、生き物としての総合力を重視するようにしていて、寝る前に消化器官に巡る血液の量を増やさないよう食べるのをやめました。夜中に起きないように水分摂取も控えめにしています。

 

―何かストレッチなどはされますか。

トレーニング前以外、あまりストレッチはしませんが、足がむくんでいるときはセルフマッサージをします。
寝るときの温度と湿度にも気を付けていて、快適に寝られるようにコントロールしています。寝汗で起きるというようなことがあったら良くないですから。

 

休養は人間の根幹。その重要性を伝えたい。

―岡田さんにとって休養とはどのような位置づけでしょうか。

僕は休養の重要性に本当の意味で気がつけたのが最近なのですが、休養って本当に大切なことですよね。ただ、保健の授業とかで運動・栄養・休養の大切さを学ぶと思いますが、なかなかその大切さが心に残ることは稀で。

僕がやりたいのはその大切さを、実感を持って伝えるということです。そうすれば皆さんにもより運動・栄養・休養の重要性が伝わるのではないかと思い、日々死ぬ気でトレーニングをして、休養の効果に対する実感を深めていきたいです。休養は人間の根幹にかかわることですから、大切にしていきたいですね。

 

 

岡田隆
現在は日本体育大学准教授で、『ホンマでっか⁉TV』に出演中。アスリートや学生にトレーニング指導を行うほか、自身もボディビルダーとして活躍している。リオデジャネイロ五輪では、柔道日本男子チームに帯同。ボディビルダーとしては、2016年日本社会人選手権で優勝を果たした。著書「40代からのシックスパック」(飛鳥新社)など。


岡田隆公式ホームページはこちら
【https://bazooka-okada.jp/】

#3rules~Body Builder 岡田隆~ was last modified: 8月 4th, 2018 by 島 陽平
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島 陽平
島 陽平

株式会社DIETA 代表取締役
一般社団法人ヘルスケアフォワードジャパン協会 代表理事 Natural City編集長

自身のダイエット経験経験から美容、健康の世界に。読者モデル、役者、メイクアップアーティスト、フィットネスクラブのインストラクターを経て、RIZAPに入社。トレーナー、店舗責任者、関東エリア12店舗の統括マネージャーを務め株式会社DIETA設立。

プライベートスタジオDIETA麻布十番店、パーソナルトレーニングジムDIETAさいたま新都心店、Total Life StudioDIETA目黒店の3店舗を運営。
トレーナー、ジム経営、セミナー主催、フィットネス関係のコンサルティングなどを行っている。

【資格】

  • NESTA認定パーソナルフィットネストレーナー
  • IBF認定国際メイクアップアーティスト認定講師
  • BESJ認定ピラティスインストラクター
  • フィットネスファスティング協会 ジュニアアドバイザー
  • フィットネスニュートリションスペシャリスト
  • ダイエット&ビューティースペシャリスト

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